結局これもこの前書いた「ピンクの押し付けは差別だ、と言えばピンクが好きな女の子からピンクを奪ってもいいのか」って話と構造は同じじゃないの。
ウィッグなんて必要ない・髪がなくても普通に過ごせる社会がそりゃあ一番正しいんだろうけど、それはウィッグをつけたい人に向かって「ウィッグなんかつけなくていいよ」と言ってもいい…という意味ではないでしょ。その人がウィッグをつけたい気持ちの否定じゃん。
少なくとも私がヘアドネーションしたのはそういう「ウィッグが”欲しい”人のため」のつもりだったんだけどなあ。
ヘアドネーションは差別、献血はぶっ倒れて大迷惑を掛ける、そして注射がダメってことはたぶん骨髄バンクなんかもダメそうとなったら、もう本当に私には臓器提供くらいしか他人に貢献できることがないぞ。急いで○ね!(昔流行った「墓地が無料!」のスレタイのノリで)
追記:
皮肉っぽい言い方したけど「髪がなくても普通に過ごせる社会に」というのは実は前から私もずっと思ってたことなんだよな。
というのも、私は髪が太い・硬い・多いの三重苦だから伸ばすと全く言うこと聞かなくなるんで本当は坊主で過ごしたいくらいなんだけど、社会がそれを許さないから仕方なく伸ばして過ごしてる…みたいなところがあるから。世間が許すなら今すぐ全部髪切る。軽い頭で暮らしたい。